「罪と罰を読まない」という本を読みました

去年読んだ本シリーズで…。

友達が貸してくれた本で、去年の年末ぐらいにほとんど読んでたんですが、最後の数ページ読んでなかったのを、最近全部読みました!

「罪と罰」って、実は私、大好きなんですよ!

高校生ぐらいのころに読んだので、あまり詳しく覚えていないってところはありますが、「罪と罰」が好きだったのと、フィギュアスケートが好きだったので、大学はロシア語を第二外国語に選択したぐらいです(`・ω・´)

んで、この本は、罪と罰を読んだことがない小説家の4人さん?が、罪と罰の数ページをところどころ読みながら、その内容を推理していく、という本です。

好きだった本とは言えど、さすがに20年以上前に読んだ本だから(^_^; 登場人物の名前とか、細かいシーンは忘れて、4人の小説家さんがいろいろ推理するところは知らないぐらいの勢いで楽しめました。

 

で、後半に「罪と罰」の本編のあらすじが載ってまして、最後に読んだ感想も書かれてます。

 

うーん、やっぱり、今読んでも、あらすじだけでも「罪と罰」は最高ですね。

ドストエフスキーって天才だな~。

何がいいの?

って言われると、私はこの人の小説ほど、人生とは何か?ということに迫っている小説はないんじゃないかな?

って思います(`・ω・´) (大げさ)

しかも、偉そうに語ってますが、「罪と罰」以外は、「カラマーゾフの兄弟」しか読んでませんからねw

 

書き方も、本当に分厚い本でいやんなっちゃいますが、人間って、普段の生活、頭の中ごちゃごちゃじゃないですか。

前の瞬間、ああ思ってたことを、次の瞬間には、いや違うかも…って。

それが、そのまま切り取られてるんですよねー。だから、めちゃ長い。

罪と罰を読んだ当時の印象としては、何かをしたら、結局自分の心の中にそれがずっとあって、自分を自分では絶対にごまかせない、ってことが一つのテーマなのでは?って思いました。

自分の中にある自分も、どこかで他人なんですが、すべての真実を知っているもう一人の自分が、どう思うかってことなんですよねー。

4人の小説家さんは、まったくその辺の感想はおっしゃってなかったので大人になってから読むとまた違うのかな?って思いました。

ですが、アマゾンレビューとか見ると、読む人によって感想が千差万別。。。というのもこの小説の特徴、らしいです。

 

というわけで、なかなか面白い本でした。貸してくれた方に感謝です⊂(^-^)⊃

普段、技術書かビジネス書、あるいは推理小説しか読まないようにしているんですが、今年は小説とかももっと読んでもいいかな~ って思いました。

 

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