夢破れるとき ~レーシック~

突然ですが、ごっちんは極度の近視です。

今、どれぐらい目が悪いか、というと0.03、って言われます。

・・・うーん・・・。遺伝的なもので、子供のころからとーっても目が悪い子でした。そこへ、ファミコンやらマンガやら小説やら、目にいいことはひとつもしていないからしょうがないんですが・・・。

中学校の時に初めてコンタクトをして、メガネをかけていない自分の顔を見たときはちょっと衝撃的でした(笑)。

まぁ、ここまで目が悪くなくても、今メガネとかコンタクトとかしてない人の方が珍しい世の中ですよね。しかも、コンタクトってすっごくうっとうしくないですか?

で、ずっと近視手術がしたいと思っておりました。最近、コンタクトの度がどんどん合わなくなってきているので、これをもう買い替えるのは面倒なので、いっそ近視手術というヤツをやってみようか、というわけです。

レーザーで角膜を削る、レーシックというアレです。保険が利かなくて高いし、怖いけど・・・。

調べ始め、手術をした人の体験談などを聞き、

「ホント、早くやるにこしたことは無いよ。」「目が見える、この喜び・・・わかるかなあ(笑)」

とかきいて、「よおし!ちょっと怖いけど私もやるぞう!!」と意気込んで、本日都内の某所へ検査に出かけました。

2時間ぐらいかけて、色んな検査をやりました。中でも怖かったのが、若いおにいちゃんの技師がニコニコと笑いながら、ペンシルのような機械を持って

 「これで今から目の中を触りますから。麻酔をするから痛くありませんから。」

と言って、点眼麻酔の後、本当にペンの先みたいなのを目に近づけてきた時。

  うわーっ・・・目に何か触ってるよう・・・

おにいさんは立ちながらぐりぐりやっているので、そんな不安定な姿勢で、ちょっとバランス崩したら目の中に突き刺さるんだろうなあ・・・と怖い想像をしてしまいました。

「いや、耐えろ!こんなことで怖がってたらレーシックなんてできないぞ!」

と歯を食いしばって耐えること・・・永遠より長い何秒間でした。(笑)

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で、やっと検査が終わった・・・と思ったら、衝撃の診断が。お医者様曰く。

「あなたはかなりの近視ですね。しかも、角膜があまり厚くありません。よって、レーシックは危険なのでできません。」

・・・だそうです。

図解できればいいんだけど、要は角膜をレーザーで削ってピントを合わせるのがレーシック。近視が強いほど、角膜を多く削らなくてはならない。すると、角膜が厚くないと、削るところがなくって危険だそうです。

・・・。そんなの・・・早く言ってよ・・・。私、めっちゃ期待してたのに・・・。

 一度でいいから、レンズを通さない世界を見てみたい。
 風が強い日でも、ためらわず外出したい。
 流行りのアイラインやマスカラをしたい。
 酔っ払った日も、そのまま寝たい。
 海で思いっきり泳ぎたい。

 という数々の乙女の夢が!こんな形で敗れ去ってしまうなんて・・・。_| ̄|○

ドラゴンボールを7つ集めたら、「目を良くしてください」とお祈りしようと思ってました。

それぐらい、悲願だったんですよ・・・(つД`)

ところで、フェイキックIOLという手術なら、強度の近視でも矯正できるそうです。
http://ganka.kanacli.net/surgery/phakic_iol.html

なにかの技みたいな名前ですが、なんとこれはレンズを目の中に埋め込む、という手術だそうです。レンズを取りたいときには取り出せる、という利点があるそうで・・・うぅ、そんなの更に怖いし、歴史浅いし、そっちはいいや・・・。

ま、長く生きてれば、そのうち科学ももっと発達するでしょう!
目のいい人は目を大事にしてくださいね!